玉藻とは讃岐の枕詞で、玉藻公園は高松藩主、生駒・松平家の居城だった高松城跡を整備した公園です。瀬戸内海の海水を掘に引き込んだ城は日本三大水城として知られ、園内には重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門、渡櫓が残っているほか、枯山水の庭園があります。春は桜見物、植木市、秋は菊花展など多彩な催しも開催されています。
国の特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さをもつ栗林公園は、松の緑濃い紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸時代初期の回遊式大名庭園として、すぐれた地割り、石組みを有し、木石の雅趣に富んでいます。 春のウメ・サクラ、夏のハナショウブ・ハス、秋のカエデ、そして冬のツバキと四季折々の風物にも恵まれ、ここに咲く花々は、一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを一層醸し出します。
海陸交通のターミナルから、ホテル、公園、博物館、ホールなどが建ち並び、香川観光のスタートにふさわしい「サンポート高松」エリア。ここにある四国最大の高層タワー「高松シンボルタワー」のタワー棟3階「かがわプラザ」は、昭和30年代の町並を再現、香川のことを見て、体験して、楽しんでいただく新しいスタイルの情報発信・交流拠点です。
さぬきうどんや瀬戸内海をはじめとして、香川の歴史や文化、自然、観光、物産など様々な情報を提供します。
四国各地から移築された民家が33棟、当時のままの姿で復元され、村のあちこちに点在しています。その1角には、安藤忠雄氏設計の小ぶりな美術館「四国村ギャラリー」があり、世界各国の美術品を展示しています。
標高290mの山上に位置する全国でも珍しい水族館です。大小約80の水槽に熱帯から冷水系まで300種3000点の魚類、水生哺乳類、両生類等を展示しており、特に、アメリカマナティやアマゾンの怪魚ピラルクは見ものです。アシカやイルカのショーも大人気です。
源平合戦の古戦場として知られる屋根の形をした溶岩台地で、山上からは波穏やかな瀬戸の海と一体となった高松市街や多島美が一望できます。山上には、四国霊場第84番札所の屋島寺や世界的にも珍しい山頂の水族館などもあります。
今から約800年前に源平合戦が繰り広げられた檀ノ浦周辺は、平家が軍船を隠した「船隠し」や、那須与一が扇の的の矢の命中を祈った「祈り岩」など合戦の逸話を伝える史跡が数多く残っています。
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